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消費電力 / 電球・ランプ選びのポイント

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消費電力と明るさ

基本的には、電球の消費電力が大きいほど、明るさはアップします。例えば、白熱電球の場合、40Wのものよりも60Wのものの方が明るいです。
ただし、蛍光灯の場合は、白熱電球よりも効率性が高いため、40Wの白熱電球相当のものが、10Wまたは9W程度の消費電力となっています。

 

消費電力と電気代

消費電力とは、通常kWh(キロワットアワー)で表示されます。これは1kW(1000W)の電力を1時間消費した場合のエネルギー量のことを示しています。詳しくは「kWhとは」のサイトなどで詳しく説明されています。
例えば60Wのランプを10時間利用した場合の消費電力量は60×10=600Wh(0.6kWh)となります。通常電気代は1kWhあたり24円程度ですのでこの場合の電気代は14.4円くらいになります。つまり、ランプを1個付けっ放しで会社に行ってしますとこのくらい電気代を無駄に払う必要があるのです。消費電力については「消費電力とは」のページが詳しい。

 

○○W型とは?

よくランプに○○W型とかかれたものがあります。例えば、「EFA15ELX/12・SP」という商品の場合、15W型の電球型蛍光灯とかかれます。型番を見てみるとその後に/12とありますが、これは実際の消費電力は12Wですよ。ということを意味しています。

電球やランプでも技術が常に向上して消費電力がより少なくて従来の明るさを保てるようになって来ましたが、○○W型というのものが無ければ全体的な明るさの基準が分かりません。そこで、○○W型という表記がされるのです。

白熱電球・蛍光灯・LEDの消費電力と明るさの比較

以下は、白熱電球・蛍光灯・LED(電球型)のそれぞれの消費電力を比較していきます。()で示されているW数は、省エネタイプの商品の消費電力。
つまり、それぞれの横のラインで見た場合、それぞれの「商品」の明るさがほぼ同等ということになります。
例えば、40W相当の白熱電球をLEDに変えた場合、電気代はおよそ8.7分の1となります。

 
白熱電球
電球型蛍光灯
LED
20W型
20W(19W)商品
なし
40W型
40W(36W)商品
10W(9W)商品
4.1W商品
60W型
60W(54W)商品
15W(12W)商品
7.5W商品
100W型
100W(90W)商品
25W(22W)商品

 

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