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演色性 / 電球・ランプ選びのポイント

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演色性とは何か?

演色性とは、ものの見え方の性質を現します。演色性を示すものとして演色評価数(Ra)という数値があります。これは最大を100として物の色の見え方を数値化したものです。この数値が高いものほど、その物本来の色味を表現することができるということになり、低いものほど表現力が低くなります。

演色性(演色評価数)を示すいい例としてトンネルの中のランプを思い出してみてください。トンネルの中で使われているランプは演色性が悪い場合が多く、その中で見えるものの色は黄色っぽくないでしょうか?これはそのランプに含まれている波長が黄色のもので他の青、赤などの波長がほとんど出ていないために起こる現象です。

実際にランプを選ぶ場合、演色性(演色評価数)は製品により異なってきます。

演色性ランプ別比較

以下はそれぞれのランプの演色性(演色評価数)を大まかに比較したものです。()内が演色評価数となります。

演色評価数(Ra) 該当する電球・ランプ・蛍光灯
90-100
・白熱電球全般(100)
・色評価用蛍光灯(99)
80-90
・高周波蛍光灯 (84)
70-80
・直管蛍光灯 昼光色(74)
60-70
・直管蛍光灯 白色(61)

演色評価数については09-10年の三菱オスラムランプカタログを参照しています。

 

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