消費電力について
消費電力とは?
消費電力とは、家電製品等を働かせる際に必要となるエネルギーの単位です。消費電力はアルファベット「W」で表されます。この消費電力(W)はW=アンペア(電流:A)×ボルト(電圧:V)という計算式で求めることができます。
通常日本の一般家庭に供給されている電圧(ボルト)は100Vとなっており、一定ですので、あとはそれぞれの家電製品が使用するアンペア(A)の量が変わってくるという事になります。
(参考:アンペアとは)
しかし、日本の家電製品は多くの場合、消費電力が器機に記載されています。電球・ランプも同じで、例えば、代表的な蛍光灯(直管)の場合、FLR40SD/M/36などという型番で分かるように、このランプは36Wの電力を消費すると理解することができます。
電球・ランプの消費電力
では、具体的に、こうした電球やランプが使う消費電力はどの程度のものかを説明します。通常、電気の使用量を見る時に用いられる単位は「Wh(ワットアワー)」と呼ばれる単位です。これは、○Wの電気を消費する家電製品等を1時間利用したときの電気使用量という意味になります。(詳しくは電気代のしくみで解説します)
仮に40wのランプを5時間点灯させた場合は200Wh(0.2kWh)を消費したことになります。
いくつか電球(ランプ)の型番のサンプルを見てみましょう。
・EFD25ED/21
・FDL13EX-D
・FHF32EX-L-H
・LW100V54W
それぞれ、数字が二つ以上記載されている場合は、後の数字が消費電力を指しています(Vが付いている数字は電圧を示しますので無視します)。
田と場EFD25ED/21という型番の場合は、25W相当の灯りを出す省エネタイプで消費電力は21Wという意味になります。